【お墓の値段】徹底比較!お墓の費用は何で変わる「東京編」

お墓 値段 比較
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お墓の値段をお墓を購入するうえでもっとも大事な要素です。お墓の「値段」とは一般的に「永代使用料」と「墓石代金」+「年間管理費」の合計を指しますが、「墓地の経営主体」や「立地の良さ」、「お墓の形態」によって、お墓の「値段」は大きく変わります。

こちらの記事では東京都のお墓の価格を例に、「墓地の経営主体」や「お墓の形態」でどれだけ費用が変わってくるのかを解説します。

お墓の値段は「墓地の経営主体」で変わる

お墓の経営主体については、「上手なお墓選び 墓地の経営主体が変わればお墓の費用も変化」の記事でも説明しているとおり、「地方自治体」、「民間団体(財団法人)」、「寺院(宗教法人)」の3種類があり、経営主体によってお墓の価格がどう違うのかを見てみましょう。

都立霊園のお墓の値段(一般埋蔵施設の場合)

東京都が運営している都立霊園には、

  • 1.雑司ケ谷霊園(ぞうしがやれいえん)
  • 2.青山霊園(あおやまれいえん)
  • 3.谷中霊園(やなかれいえん)
  • 4.染井霊園(そめいれいえん)
  • 5.八柱霊園(やはしられいえん)
  • 6.八王子霊園(はちおうじれいえん)
  • 7.多磨霊園(たまれいえん)
  • 8.小平霊園(こだいられいえん)

の8カ所があり、新規使用者の募集を年1回行っています。平成27年度(2015年度)分の申し込みの期間は7月1日から7月15日まででした。都立霊園の募集要項によれば、一般埋蔵施設(墓石式のお墓)の募集があった霊園における募集価格は以下のとおりです。

名称広さ価格価格/㎡
青山霊園1.55㎡~420万6700円~約270万円
谷中霊園1.6㎡~268万8000円~約168万円
八柱霊園1.8㎡~34万7400円~約19万円
多磨霊園1.8㎡~158万2200円~約88万円
小平霊園1.85㎡~149万1100円~約80万円

都立霊園の一般埋蔵施設の使用料は八柱霊園を除いて、決して安価ではないことが分かりますが、これは東京の地価が高いためでしょう。

東京都内の民間霊園・寺院墓地のお墓の値段

東京都が経営する都内霊園に対し、財団法人もしくは宗教法人が経営・運営する霊園や寺院墓地の価格を見てみましょう。都立霊園の一般埋蔵施設との価格を比較できるよう、都内のいくつかの霊園・墓地を例に墓石式のお墓の永代使用料を掲載しています。

名称広さ価格価格/㎡
恵光メモリアル新宿浄苑0.36㎡90万円~250万円
青山墓苑0.36㎡130万円~361万円
高輪メモリアルガーデン0.54㎡130万円~240万円

1㎡あたりの永代使用料は民間霊園や寺院墓地のほうが高額でしたが、お墓においては専有面積の広さはさほど大きな意味を持たないため、1基あたりのお墓の費用として見た場合は公営墓地に比べて特に高額なわけでもなく、むしろ民間霊園や寺院墓地のほうが安価であることが分かります。

墓石式のお墓の永代使用料/㎡

都立霊園のほうが民間より安い

墓石式のお墓1基の購入費用

民間と都立霊園には大差がない

また、都立霊園の一般埋蔵施設および、民間霊園や寺院墓地の墓石式のお墓はともに墓石をはじめとする設備は設置されていませんので、永代使用料にあたる「使用料」を支払った後は墓石代金が別途かかることになります。

鎌倉新書の調査によれば、「墓石の代金は東日本の平均価格が139万8100円」でしたので、上記の一般埋蔵施設の使用料もしくは民間霊園や寺院墓地の永代使用料のほかに、約100万円ほどの墓石代金が必要になると考えて差し支えないでしょう。

お墓の値段は「お墓の形態」でも変わる

上記のケースでは墓石式のお墓について見てきましたが、お墓の価格は「お墓の形態」によっても大きな違いがあります。近年では墓石式のお墓だけでなく、納骨堂や樹木葬、合祀タイプのお墓も普及してきています。

都立霊園の納骨堂に相当する施設の値段

都立霊園の長期収蔵施設や立体埋蔵施設は、地上のロッカー形式などの墓所に遺骨を収蔵する施設で、民間霊園・寺院墓地における「納骨堂」に相当する施設になります。平成27年度(2015年度)の募集要項における価格を見てみましょう。

名称価格
谷中霊園(立体埋蔵施設)54万2000円
多磨霊園(長期収蔵施設)25万8000円

一般埋蔵施設と比べると、使用料はずいぶんと安くなっています。また、墓石を建てる必要が無いため、その分さらに費用の負担は抑えられることになります。

都内の民間・寺院墓地における納骨堂の値段

東京では土地が少ないため、納骨堂が増えてきており、納骨堂にも「機械式」の「ロッカー形式」、「位牌式」など複数の種類があります。

名称価格
新宿瑠璃光院白蓮華堂(機械式)180万円
赤坂浄苑(機械式)150万円
三田霊廟(機械式)120万円
天妙国寺(ロッカー形式)100万円

納骨堂においては、都立霊園の長期収蔵施設や立体埋蔵施設のほうが価格は安い傾向であることが分かります。ただ、新宿瑠璃光院や赤坂浄苑、三田霊廟はいずれも都心部にあるため立地条件が良く、価格だけでは判断できないメリットがあることも事実です。

都立霊園や民間墓地の管理費はいくら

お墓の購入後、霊園・墓地側に支払うことになる管理費は、お墓を所有し続ける限り発生する「維持費」となります。一般的には年間管理費という形で1年に1度、一括で支払う費用です。

都立霊園の一般埋蔵施設の年間管理料

名称管理費
青山霊園1220円~
谷中霊園1220円~
八柱霊園1220円~
多磨霊園1220円~
小平霊園1220円~

都内の民間・寺院墓地の年間管理費

名称管理費
高輪メモリアルガーデン1万7000円
青山墓苑3万円
恵光メモリアル新宿浄苑1万8000円
東本願寺1万800円

年間管理費については、都立霊園のほうが圧倒的に安く、お墓を守り続けていくうえでの負担は都立霊園のほうが小さいことが分かります。都立霊園に限らず、公営墓地のメリットは民間に比べて相対的に費用が少なくて済むことですが、デメリットとしては「資格要件が厳しいこと」、「人気が高く、なかなか手に入りづらいこと」などが挙げられます。

まとめ

お墓を購入するうえでは「立地条件」のほか、さまざまな要素を考慮する必要があり、「費用」はあくまでもそのうちの1つです。ただ、費用や価格という点だけを見た場合、東京都内においては公営墓地と民間墓地について、

  • 1.墓石式のお墓の購入費用は公営、民間ともに大差ない
  • 2.納骨堂形式のお墓の購入費用は公営墓地のほうが安い
  • 3.お墓の維持費については公営墓地のほうが安い

という傾向にあると言えそうです。

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