お墓を購入する際の「注意点」と購入前の「チェックリスト」

【失敗しないお墓選び】お墓の購入前に確認すべき4つの項目
スポンサーリンク

お墓はマイホームと同じで「一生の買い物」となります。購入後に後悔しても永代使用料や墓石代金は返金されないケースが一般的ですので、お墓を購入する際の判断は慎重に行いたいものです。当記事では、お墓を選ぶ際に気をつけるべきこととして、お墓を購入する際の「注意点」と購入前の「チェックリスト」をまとめています。

お墓を選ぶ際には当然、事前の情報収集や現地での確認が必要となります。まず事前の情報収集の段階で確認すべき「注意点」と、現地で確認すべき注意点は以下のとおりです。

お墓購入前の注意点(1)墓地や霊園の規則

墓地5

  • ・宗旨や宗派における規則
  • ・永代使用権の範囲やルール
  • ・墓地や霊園が独自に定めている規則

永代使用権のルールは要チェックです

お墓を購入する際には「墓地埋蔵管理委託契約」を結ぶことになりますが、契約より前に契約書の内容を確認することは難しいケースが多いものです。また、契約書に記載されていない内容としても、「宗旨や宗派は問わないという墓地や霊園の場合、宗旨の異なるお坊さんを招いて法要を行うことはできるのか」、「永代使用権について相続人以外への承継に制限はあるのか」といったルールを確認しましょう。

また、墓地や霊園が独自に定めている規則としては、「事故や盗難時における責任の所在」、「墓地や納骨堂に対する使用期間の設定」、「契約解除にあたる条件」などがあり、こうした項目についても事前に確認しておきましょう。

お墓購入前の注意点(2)墓地や霊園の管理・経営

墓地

  • ・共用部の掃除や除草は行き届いているか
  • ・経営状況に不安はないか
  • ・経営の母体となる団体は健全か
  • ・地方自治法の都市計画などで移転の可能性はないか

経営に不安の残る墓地、霊園は避けたほうが無難

経営の苦しい墓地や霊園の場合、お墓の永続性を担保できず、最悪の場合は供養もままならないといったことにもつながりかねません。墓地や霊園の経営状況については外部から判断することは難しいものですが、共用部の管理水準やスタッフの対応、お墓の空き具合(檀家の数が少ない)などから判断して差し支えないでしょう。

お墓購入前の注意点(3)立地条件

景色

  • ・家族や友人にとってお墓参りの利便性は高いか
  • ・メインとなる交通手段は何か
  • ・お墓の立地や土地柄は希望する内容と合致しているか
  • ・墓地の地形環境はどうか

お墓選びにおいて立地はもっとも重視すべきポイント

交通機関

立地の良し悪しは人によって違うものの、「自宅からの近接度合い」のほか、「自分や家族が希望する土地柄か」、「アクセスの良さ」を確認することが重要です。また、お墓までの公共交通機関の充実度合いなども確認しておくと良いでしょう。

また、アクセスが良い場合においても、「墓地内に坂や階段が多すぎないか」、「日当たりは良いか」、「繁華街に近すぎないか」、「周辺が騒がしくないか」などといった周辺環境も確認しましょう。

お墓購入前の注意点(4)施設や設備の充実度

  • ・駐車場の有無、駐車場の広さ
  • ・バリアフリーになっているか
  • ・法要を行う施設はあるか
  • ・トイレや休憩所、売店はあるか

駐車場はお盆の時期を想定して確認

駐車場

墓地や霊園に駐車場があるかどうかは自動車でお墓参りをする人にとっては非常に重要な問題です。墓地専用でなくとも、お盆などの時期には混みあうことを考えれば、近隣に広い駐車場は欲しいところです。

また、法要を行う施設がないと、法事のたびに別途費用を支払って会館を借りる必要が出てきてしまいますので、霊園内に法事会館などの施設があるほうがベターです。また、トイレや休憩所、売店の有無、各施設がバリアフリーとなっているかどうか、売店がない場合は近隣にお線香やお花の売店があるかも合わせて確認します。

お墓購入前の注意点(5)価格・料金体系

  • ・永代使用料や管理費は適切な水準か
  • ・管理費に含まれている費用項目は適切か
  • ・法要の費用や会場の費用は適切か

各種費用は安ければ良いというものでもない

予算3

永代使用料や管理費はもちろん安いに越したことはありませんが、安すぎた結果として供養や管理が疎かになっているようでは問題です。適切な管理と手厚い供養が保障される前提として、永代使用料や管理費が適切な水準かを確認しましょう。

また、お墓の購入における支払い方法は墓地や霊園によって大きく異なる箇所ですので、事前にしっかり確認しておくことをおすすめします。事前申し込みの時点で一定額の前金を支払うよう求められる場合や、管理費は数年分から数十年分を前払いというケースもあるようです。

管理費に含まれている費用は一般的には水道代や電気代など、墓地や霊園の維持に必要なコストですが、これらの費用項目についても内容が適切か確認しておきましょう。

墓を購入することで墓地や霊園と長いお付き合いが始まるわけですが、お付き合いのなかで行うことになる法要など費用や食事代、会場費、御供物代などについても事前に確認しておきます。

まとめ:事前の確認は自分の「足」で

見学

墓地や霊園の管理状況や立地条件、周辺環境は実際に現地を訪れ、自分の目で見てみないことには分からかいことばかりです。パンフレットなどで情報を収集した後に一般客の立場で下見を行うことが重要です。

また、候補を絞り込むことができたら、候補先の近隣にある石材店や不動産屋などを訪ねて話を聞いてみることも良いでしょう。石材店は日常的に墓地や霊園と付き合いがあるため、下見だけでは把握しきれない情報が聞けるかも知れません。

お墓の購入を検討している場合や、費用の相場や平均額について知りたい方は、【お墓の費用】平均額や相場はいくら?お墓購入に必要な額はを参照ください。

お墓選びについての関連記事